木谷先生からのお手紙2001.8.2

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光栄なことに、木谷先生からお手紙をいただきました。当サイトの開設にあたりご協力くださった、角川春樹事務所の編集担当様のご配慮によるものです。(感謝しておりますっ!!)当サイトを支援してくださるファンの皆様に、この喜びを分かち、より一層、木谷先生を共に応援していただけるよう、お手紙で知ることのできた嬉しいお知らせをご報告しようと思います。以下の本文はお手紙の文章から抜粋です。

ご旅行中断について

4月12日東京を出航して間もなく、急病のため5月12日ナポリで下船、飛行機で帰国、5月15日〜6月11日の間、掛川市内の病院に入院、治療に専念しておりました。もうすっかり回復、元気に仕事をしていますから、ご安心ください。去年の暮れごろから、どこか体調がわるく、一度は旅行の中止を考えたのですが、主治医からそれほどのことはないといわれ、禁煙をしたり(ヘビースモーカーのぼくが12月30日から禁煙をしました)、精密検査をするなど万全の用意をした上で出かけたのですが、生活の変化が思った以上におおきかったのか、インド洋をすぎ、紅海にかかった4月末ごろから、症状が悪化しました。6月11日からこっちは自宅で、すでに小説を執筆しております。

『世界一周クルーズ殺人事件』について

いま現在(2001年8月2日)、『世界一周クルーズ殺人事件』を執筆していて、6章だての1章を書き終えたところですが、8月中には書きあげ、9月末か10月はじめに出版する予定でおります。旅行を中断したので取材ができなかったのではと、お思いでしょうが、その心配はありません。小説の舞台はナポリ、スペインのマラガ、サンクトペテルブルグ、コペンハーゲン、ニューヨーク、ジュノー、ラスベガスと移っていきますが、これはガイドブックをはじめ、机上取材で見てきた以上に書く自身があります。また、外国の地名に弱い日本人読者のため、分かりやすく、その町の特徴を生きいきと、旅情をつたえながら書くことも計算に入れてあります。にっぽん丸で体感したかったのは、船旅の船旅である部分、つまり、日がな一日、海の上を航行しているときの気分で、それはインド洋、紅海とたっぷり体験してきました。『信濃いにしえ・・・』のあとがきに書きましたように、壮大なミステリーを目指しております。

『京都小町塚殺人事件』は?

去年の秋からほとんど仕事のできない状態がつづき、『京都小町塚殺人事件』をだすことができず、予告だけして、皆さまにご迷惑をおかけするなど、申しわけのないことがつづきましたが、あのなんとなくからだがスッキリしない状態は、今回の病気の前駆症状のためだったらしく、悪いところがはっきりし、入院で治したため、いまは精神的にも昂揚した気分で、ワープロに向かうことができます。

皆様、いかがでしたか?私は、先日掲示板にメッセージをくださった、西村恭平さんのコメントから、木谷先生の体調と執筆活動のことが心配でたまらなかったのですが、このお手紙をいただいて、とてもスッキリ安心できました。『京都小町塚〜』の件はさておき、『世界一周クルーズ〜』が9月末か10月はじめに出版予定とのこと、とても楽しみです!!発刊の予定はマメにチェックしていきます。わかり次第トップページに掲載します。お楽しみに。

→『世界一周クルーズ殺人事件』は、2001年10月25日(木)角川春樹事務所から発売されました。

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