#038 京都高瀬川殺人事件
戻る
紹介
観光客で賑わう清水寺・音羽の滝で女性が死んだ。 その女性は高瀬川沿いのビルでクラブを経営する中森那美江で、彼女はかつて、経営していた店が入っていたビルをガス爆発で全焼させたという過去があった。 警察は那美江の親友・平瀬玻奈子から事情聴取しようとしたが、玻奈子は警察への協力を拒んだ。 新聞でこの事件を知った警察庁遊撃捜査係の宮之原警部は、独自の捜査を開始した。
目次
プロローグ
第一章 清水・音羽の滝の怪死
第二章 京都真如堂まえの民家
第三章 雨の夜・高瀬川
第四章 海のなかの町・伊根浦
第五章 浜大津で消えた女
第六章 小浜・蘇洞門(そとも)の断崖
エピローグ
主な登場人物
宮之原警部
小清水 峡子
平瀬 玻奈子
魚津刑事
おすすめ
宮之原警部と平瀬玻奈子が初めて出会ったお話です。
警察嫌いの玻奈子に誠心誠意接っする宮之原警部、お互いが気になる存在になってゆく成り行きや、そんな二人を放っておけない峡子の言動に目が離せません。
玻奈子:「ひとりになりたいときは、押しかけてこられて、人恋しいときには突き放される。人生ってそういうものよね」
峡子:「わたくし、これで警部の奥さまやお子さんのことを考えて、ずいぶん遠慮しているのです。平瀬さんにだけでなく、わたしにだって気を使っていただきたかったのです」
ここでの宮之原警部は45歳、1960年代学生運動の同世代だったという設定で、被害者の中森那美江がバイブルのように愛読していた 道浦母都子さんの歌集
『無援の抒情』を手にして取り乱すシーンがあり、印象的です。
オコゼこと魚津刑事とも初顔合わせでした。
参考リンク
発刊履歴
|
イラスト(敬称略) |
デザイン(敬称略) |
出版 |
 |
鏡 泰裕 |
岸顯 樹郎 |
1990/11 双葉ノベルス |
 |
野中 昇 |
古澤 隆人 |
1993/3 双葉文庫 |
 |
坂本 勝彦 |
|
2000/4 ケイブンシャ文庫 |
戻る
↑ページの先頭へ
HOMEへ