#069 富良野ラベンダーの丘殺人事件

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 紹介

大手化粧品会社の依頼をうけて、新しい香水を完成させた天才調香師・矢代幸生が滞在先のヴェネチアで失踪し、その後、北海道富良野で殺された。現場には矢代が完成させたと思われる香水がぶちまけられていたが、その場に駆けつけた婚約者の柳井悠は何故か違和感を覚える。犯人は誰か!? 数百億の利益を生み出す新しい香水と成分を記した調香表の行方は!? 宮之原警部の前に次々と謎が・・・。

 目次

第一章  駅の喫茶店で会った女
第二章  ふたつの香水
第三章  ビデオが写した女性
第四章  赤いガラスの小瓶
第五章  彼がつくった香水

 主な登場人物

宮之原警部
柳井 悠

 おすすめ

〜恋という幻想が生み出した夢の滴〜
こんなくだりからも想像できるとおり、この作品は恋愛小説です。
被害者の矢代は "愛する女性のためにしか香水を調合しない" という神話の持ち主で、その神話のヒロインが悠です。 

「香り」のこと、香水が生み出されるまでのプロセスや、ビジネスのことなど勉強になりました。

宮之原警部が悠に接触する際、オーデコロン「4711(フォーセブンイレブン)」をつけています。悠の嗅覚を確認するのが目的で、新千歳空港の売店で買ったというようなことを言っています。(が、何か別の作品でも4711をつけている、という場面があったような???) 見事銘柄を言い当てた悠は、宮之原警部のアシスト役に合格です。
悠は宮之原警部に似合うオーデコロンを見立てると言って「ボス」と「ゲランのアピルージュ」の二つ銘柄を言います。どれも柑橘系の香りがするものだそうです。

木谷作品で「香り」を取り扱った作品としては、『札幌源氏香殺人事件』もあります。こちらは「お香」のお話です。

 参考リンク

「@香水」  http://www.at-kousui.com/_index.html
「フレグランスの香水で行こう!」  http://www5a.biglobe.ne.jp/%7Eblack/

 発刊履歴

イラスト(敬称略) デザイン(敬称略) 出版
富良野ラベンダーの丘殺人事件ノベルス版カバー 野中 昇 原田 幸生 1995/4 廣済堂ブルーブックス
富良野ラベンダーの丘殺人事件文庫版カバー 大竹 明輝 原田 幸生 1997/6 廣済堂文庫

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