#088 四国宇和島殺人事件

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 紹介

愛媛県南端、石垣の家で知られる西海町へ”沖村唯”という女性を訪ねてきた男が殺される。 男は東京で私立藤桜女子大に通う唯と付き合っていたという。 彼女は代官山の高級マンションに住み、外車を乗り回す資産家の娘だったというが、実際の沖村家は小さな民宿と漁で生計を立てるつましい家庭だった。 宇和島署の刑事たちが調べた高校時代の唯は、東大に入ってもおかしくない成績で、まったく別の女性が名を騙っていたとしか思えない。 宮之原警部は事件の裏に学園理事と道路公団がからむスキャンダルが隠されているのを知る・・・。

 目次

プロローグ
第一章  真珠養殖場の水死体
第二章  ふたりの女子大生
第三章  疑惑の財団法人
第四章  ふたり目の犠牲者
第五章  変豹した遊郭の町
第六章  容疑者が消えた!?
エピローグ

 主な登場人物

宮之原警部
大鷹 鬼平(パンチ)
小清水 峡子
沖村 唯

 おすすめ

道路公団民営化が盛んに議論されている今日この頃ですが、木谷恭介さんは1997年に出版されたこの『四国宇和島殺人事件』で、道路公団の問題点をもスバリ指摘されておりました!

国の大筋が決まってるときなら、それでいいと思う。 いまのように、いろんな問題が噴出して、国も世界も人類も、何がなんだかわからなくなってるとき、大筋をどうするかを考えないで、事務処理だけをしてると、それは事務を処理してるんじゃなくて、陰謀を進めてるようなものになってしまう。<本文より>

四国・愛媛県南西部の旅情を楽しみながら、宮之原警部&パンチこと大鷹鬼平コンビと供に、特殊法人・天下り問題について考えましょう。

 参考リンク

ふるさと南風共和国 宇和島地区広域事務組合Web ホームページ  http://www.sakawa.co.jp/kouiki/index.html

 発刊履歴

イラスト(敬称略) デザイン(敬称略) 出版
『四国宇和島殺人事件』ノベルズ版カバー 藤原 祥子 原田 幸生 1997/2 廣済堂ブルーブックス
『四国宇和島殺人事件』文庫版カバー 松原 健治 梅内 進 1999/12 廣済堂文庫

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