#089 五木の子守唄殺人事件

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 紹介

新婚旅行から帰ってきた翌日、山瀬翔太・燎夫妻に届いた荷物。中身は風雪にさらされ顔が半分溶けたような石の地蔵だった。 白い胸当てには、二人の名前と結婚記念日が墨で書かれていた。 差出人は熊本県人吉市の犬童悠。二人に覚えはない。 父に相談した燎は、父の態度に不審を抱く。 数日後、その父が熊本県五木村で謎の死を遂げた。 山瀬夫妻の隣人である宮之原警部は、街で燎に偶然出会い事件を知る・・・。

 目次

第一章  熊本・人吉から送られてきた地蔵
第二章  虎ノ門・天下りした官僚のムラ
第三章  五木・変わりゆく子守唄のふる里
第四章  敦賀・急行《きたぐに》で死んだ男
第五章  臨海副都心・異次元の街の謎の女
第六章  舞浜・ディズニーランドの花火

主な登場人物

宮之原警部
山瀬 燎

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昨年11月頃から、再びクローズアップされた川辺川ダム問題。この川辺川ダムのあるのが熊本県五木村です。そして、この五木村を舞台にした『五木の子守唄殺人事件』は、川辺川ダム問題とは直接は関係ありませんが、「佐久間ダムや黒部ダムのようなダムでも、百年ほどで砂が溜まって使えなくなるらしい・・・土木建築の専門家のあいだでは常識だそうです」と、宮之原警部は教えてくれました。

もうひとつ、この作品で印象的な宮之原警部の台詞は「こころを育てるのは遺伝子じゃない。親子の歴史なんです」(T^T)

この作品に登場する超大物政治家・蒲生源之輔は、鈴鹿進一郎シリーズでお馴染み鈴鹿進一郎後援会会長さんですよね。蒲生がこんなに重要な登場人物であったのは初めてでは?これもまた楽しめました。なるほど、政治家・・・と。

 参考リンク

熊本県五木村公式ホームページ  http://www.vill.itsuki.kumamoto.jp/

 発刊履歴

イラスト(敬称略) デザイン(敬称略) 出版
緒方 ユージ 1997/4 トクマ・ノベルズ
東京図鑑 2000/7 徳間文庫

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